らく公式ブログ

冬季うつ


おはようございます(^0^)/

 

リンパリフレッシュ「らく」の大野です

 

 

皆様は「冬季うつ」ってご存知でしょうか?

 

 

季節性うつ病の一種で、「季節性情動障害」「季節性気分障害」「季節性感情障害」とも言います。

 

その名前の通りで、秋から春にかけて「うつ病」のような症状が出る病です。

 

 

「冬季うつ」は一度発症すると毎年繰り返すと言われています。

 

冬以外の季節は元気なのに冬になるとなぜか「気が重くなる」「だるくなる」

 

という場合は「冬季うつ」かもしれません。

 

 

 

「冬季うつ」は一般的な「うつ病」とは少し症状が違うようです。

 

では、 「冬季うつ」はどんな症状がでるのでしょうか?

 

①自己否定的になる

②倦怠感や無気力になる

③些細なことでもイライラしやすく、怒りっぽくなる

④集中力、思考力が著しく減少する

⑤睡眠時間が増えて日中も眠くなる事がある

⑥食欲が増進する(炭水化物や甘いものが食べたくなる)

 

 

「冬季うつ」は「過食」と「過眠」を訴える方が多いようです。

 

 

なぜ、こんな事になるのでしょうか?

 

原因は日照時間の短さ(日照量の減少)と言われています。

 

冬になると日照時間が減少し、体内でさまざまな変化を引き起こします。

 

太陽の光を浴びて光の刺激を受けることで生成される「セロトニン」は 

 

日照時間が短くなると量が減り「抑うつ気分」になりやすくなります。

 

脳内伝達物質「セロトニン」と眠気を促すホルモン「メラトニン」は深く関係していますが

 

昼間に日光を十分に浴びると脳の松果体という部分から夜間に「メラトニン」が分泌され夜眠くなります。

 

 

昼間に十分日光を浴びていないと「メラトニン」が分泌されるタイミングがずれたり

 

分泌量が増えたりして体内時計が狂ってしまいます。

 

 

体内時計の乱れは「睡眠」と「覚醒」という生活のリズムの乱れにつながります。

 

その結果上記(①~⑥)の症状が出やすくなってしまいます。

 

 

 

では、どうしたら症状が軽くなるのでしょう?

 

 

一般的には光照射療法が効果的と言われています。

 

光照射療法とは、人工的に5000~10000ルクスの光を浴びる治療法です。

通常は午前中に数時間光を浴びて改善を促します。

早い人なら、数週間で効果が現れることもあるとか・・・

 

 

 

あと、「薬物療法」です。

一般的な抗うつ薬を使った薬物療法です。(これはお勧めしません)

 効果もあまり認められていないそうです。

 

 

 

その他に「心理療法」もあります。

 

抑うつ感や不安感、怒りや悲しさなど負の感情が強い人は

現実に起こる出来事の解釈に特徴があるそうです。

この解釈をパターン化して、そこに焦点をあてて解釈の歪みを

合理的な解釈に変えてく認知行動療法などがあります。

 

 

 

でも、一番いいのは・・

 

朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる!かな(^^);

 

 なるべく午前中で出勤中や散歩中に日の光を浴びるのがいいですね(^^)

 

あとは、セロトニンやメラトニンが出やすくなる食材を使うべし!

 

 リンパの滞りを解消しよう3

 リンパの滞りを解消しよう3

 

 

冬季うつは女性の方が断然多くて、初発年齢が20歳前半です。

 

5人に1人は季節性のうつを持っていると言われていますので

 

特に珍しい病気ではないようですし、1年のうちの3ヶ月程なんですけどね~

 

結構辛い日もあるんですよね~(><);

 

 

私も冬季うつ歴は長いのですが、毎年この季節になると常夏の国に引っ越したいと思います(笑)

 

 

やはり住んでいる地域や国にも大きく関係していて緯度が高く、曇りや雨

 

雪の日が多い地域で起こりやすく、北欧ではよく知られた病気なのです。

 

 

日本でも北海道、北陸、東北、日本海側在住の人が起こりやすいようです。

 

 

 

「引っ越す」と言うのは最終手段にとっておいて(笑)

 

 

まずは朝起きたらカーテンを開けることから始めてみませんか?(^-^)

 

 

 

 


カテゴリ: らく公式ブログ

コメントは停止中です。

PAGE TOP